お子様が、ある朝突然足を痛がって歩けなくなる事があります。
特に転んだ訳でもなく、原因が思い浮かばない場合は、単純性股関節炎かもしれません。
単純性股関節炎の主な特徴は
①原因がわからない
特にいつもと変わった事をしていないと言われますが、おそらく幼稚園、保育園などで股関節にたくさん体重のかかる遊び(高い所から飛び降りる、縄跳びをした、たくさん走ったなど)が原因と思われます。
②痛がる場所が変わる
子供なので自分でもどこが痛いのか理解出来ず足首やひざやスネの所を指差したり、聞くたびに違う所を痛いと言う事があります。
③熱っぽい
関節炎なので、体温が上がる事があります。
④数日で自然に痛みが引いて行く
単純性股関節炎であれば、外出を避けるか松葉杖をついて痛みの出ることしなければ、患部の安静が保たれて次第に炎症は引いて痛みも取れてきます。
⑤男の子に多い
男の子に多い傾向があります。おそらく、女の子に比べて体を動かす量が多いからだと推測されます。
当院での治療は、熱感が有ればアイシングをしたり、痛みを和らげる電気を当てます。必要であれば松葉杖もご用f意します。